2021東京オリンピックでメダルを獲得するために開発が行われた究極のウェア、「Aero Project スピードスーツ」を本日より商品ラインアップに追加し、販売を開始することを発表いたします。
Aero Projectとは?
Champion Systemがサポート契約を締結しているニュージーランドや香港ナショナルチームが、2021東京オリンピックでメダルを獲得するために、他国に対してアドバンテージとなるようなウェアを開発することを至上命題とした開発プロジェクトです。
Aero Projectスピードスーツはそのプロジェクトの一環で開発された、正真正銘「勝つためのウェア」です。
ラテックスが採用された世界で唯一のウェア
遡ること10年程前、Champion Systemはラテックスをウェア全面に採用した革新的なスーツを開発しました。タイム短縮に対する貢献度があまりにも高すぎたが故、このスーツは元より、ラテックスはウェアに使用することが禁止されることになりました。
そして2019年、遂にラテックス系素材の部分的使用をUCIが認めます。現在、ラテックス素材の使用認可を取得したメーカーはChampion System1社のみとなっています。
Aero Projectスピードスーツは世界で唯一、UCIレースで使用することが認められた、ラテックス素材を使用したスーツとなります。
種目特性に応じて4タイプに細分化
Aero Projectスピードスーツは、トラックの短・中・長距離、またはロードレースのタイムトライアルといった種目特性に応じて、4タイプをラインアップします。
4タイプに共通して、ウェア背面にはラテックスが配置されており、前身頃の素材が変更されます。
従来製品と比較して2.5%のパワーセーブを実現
Aero Projectスピードスーツは、自転車競技専用の風洞施設にて研究開発が進められました。ウェアに使用する生地の選定に始まり、その配置や向きを変えた何パターンものプロトタイプを作成してテストを繰り返しデータの取得を行いました。
完成したスピードスーツは、平均して2.5%以上のパワーセーブを可能にし、これは体重70kgのライダーが体重の4倍、つまり280ワットを維持して40kmの個人タイムトライアルを行った場合、従来のスキンスーツで53分56秒を要するのに対し、スピードスーツは同条件で53分26秒と、30秒、もしくは8ワットをセーブする計算となります。
尚、Aero Projectスピードスーツとの比較に使用したウェアは、昨年タデイ・ポガチャルをツール・ド・フランス制覇に導いたApexサマースキンスーツです。そのタイム短縮への貢献度の高さは圧倒的と言えます。
身体計測値を基に生産、1着から注文可能
Aero Projectスピードスーツは、身体計測を必ず実施してから製造を開始します。これにより、各々の身体特性に対応するオンリーワンのフィット感を実現します。
また、Champion Systemのウェアラインアップ内では唯一、1着のみのご注文にもご対応いたします。 身体計測は東京都稲城市にあるCross Coffeeにて実施いたします。
遠方にお住まいの方につきましては、身体計測用のシートをお送りいたしますので、ご自身で計測をいただきます。もしくはChampion Systemスタッフによる出張計測もご対応いたします(別途料金となります)。
【商品概要】
商品名:Aero Projectスピードスーツ
価格:¥215,000+tax
※Aero Projectスピードスーツは、身体計測を必要とする特殊な商品となります。通常のご注文とは異なる手順を要しますので、まずはお問い合わせを頂ますようお願いいたします。
※1着から注文可能な商品となります。
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