最近は、トライアスロンのために自転車よりもスイム、ランのトレーニング時間が長くなっている、Champion System Japan代表のアベキです。
昨年販売開始したEliteジャージの意外な使い方を思いついたので、紹介します。
Champion System では、多くのアスリートやプロチームからのフィードバックを受け、プロトタイプを実践投入し、そのプロダクトを一般ユーザーでもカスタムで作れるように製造に落とし込みます。
その一例が、世界のトップレースで戦うワールドツアーチーム「UAE team Emirates」と開発した“Eliteジャージ”です。2018年のツールドフランスで投入し山岳ゴールのステージで、見事にステージ優勝しEliteジャージの実力を証明してくれました。
© Bettini Photo
Champion System のサポートチームである、日本トップのプロロードチーム、KINAN Cycling Teamの面々も、このEliteジャージを多くのレースで起用しています。
©KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU
トライアスロンを楽しんでいる私は、このEliteジャージはロードレースはもちろん、ハーフ以上のトライアスロンにも向いているのではないかと考えています。
理由は下記の3点です。
1.ITUルールでは、前面にジッパーを有するウェアは使用禁止だということ
Eliteジャージの特徴は、何よりバイクジャージなのにジッパーがないという点です。
前身頃にジッパーがないことで、素材が自由に伸び縮みすることができ、ジッパーによるたわみもなくなり、ストレスなく体にフィットすることを目的としていますが、これにより期せずしてITUルールをクリアするウェアとなってしまいました。
2.ハーフ以上のトライアスロンには補給食などポケットが多い方が便利
通常のバイクジャージ同様3ポケットを備えているため、ストレージ性能は他のトライトップと比べて非常に高いです。伸縮性の高いAgile生地をポケットにも使用しているため、ポケット内に入れた補給食が暴れることもなくランパートをこなすことができます。
3.ハーフ以上のトライアスロンのバイクとランでは、ウェアの涼しさが大きな武器になる
実際にレースでも着用してみましたが、バイク、特にランでは涼しさの恩恵を大いに感じることができました。大量の汗をかくこの2種目ですが、それによるフィット感も変わることなく、涼しさを維持することができました。
トライアスロンの過酷なコンディションに、最軽量ロードレースジャージが合うかもしれません。私は早速、今週末の佐渡トライアスロンにこのEliteジャージで挑みます。見かけたら応援してくださいね。佐渡島で僕と握手!