Ciel Bleu鹿屋の上野選手と原田選手に聞いてみた。
トラック競技の選手の日常や、使用しているウェアについて。
Champion SystemがウェアサポートをするプロサイクリングチームのCiel Bleu鹿屋。
本日は、日本を代表するサイクリストである上野選手と原田選手にトラック選手の日常生活や、
使用しているウェアのことについてお伺いしました。
今回お話を伺った人
上野 みなみ選手
Ciel Bleu鹿屋に所属するプロサイクリスト。
2015年の世界選手権トラック・ポイントレースでは銀メダルを獲得。
日本の女子自転車競技選手として、オリンピック・世界選手権の自転車競技全種目を通じて
史上初のメダルを獲得する快挙を達成する。
原田 裕成選手
Ciel Bleu鹿屋に所属するプロサイクリスト。
トラック種目では中距離を主戦場とし、今月開催されたJBCF東日本トラックでは
インディヴィデゥアル・パーシュートで実業団新記録を樹立して優勝。
―本日はよろしくお願いします。Ciel Bleu鹿屋はトラック中長距離を主戦場に活動されていますよね、
トラック種目の選手は普段どのような練習メニューを行っていますか?―
-原田選手-
私は、チームの所在地である鹿児島を拠点に活動しています。
基本的に週2回バンク練習をして、週1休み。
その他はロード練習やウェイトトレーニングに充てて練習メニューを組み立てています。
―週に2回のポイント練習(バンク練習)を軸にして、練習メニューを組み立てているんですね。
6勤1休、ポイント練習週2回のリズムは、一般のサイクリストにとっても練習メニューを作るうえで参考になりそうです。
トラック種目の選手にとってロード練習の位置づけとは何ですか?―
-原田選手-
そうですね、ロード練習では、バンクではできない10~20分のペース走や、
3~4時間程度のサイクリングでベースとなる走力をつける、そういった位置づけです。
トラックに必要なスピードは、バンク練習で養います。
―なるほど、走力の基盤をロード練習で作るんですね。因みに練習メニューはどのように管理していますか?
週単位、月単位?それとも、ターゲットにしている大会から逆算して組み立てるんですか?―
-上野選手-
人によってそれぞれですね。
私の場合、ナショナルチームに所属しているので、コーチが月単位でメニューを作ってそれを消化します。
同じチームでも短い距離から長い距離、選手ごとに種目が異なるので練習のメニューも変わってきますね。
同じような練習メニューだったら一緒にやることもありますが。
―各選手の自主性に委ねられるところが大きいんですね。身体のメンテナンスにも気を遣いますよね?―
-上野選手-
そうですね、セルフケアや整体、マッサージなど、これも選手それぞれの方法でメンテナンスしますね、私の場合、マッサージと温泉(笑)
-原田選手-
私は月に1回程度整体に行きます、あとはセルフケアですね。
整体は疲れがひどいときや身体に違和感があるときに行く程度です。
―選手それぞれ自分にあったケア方法を確立しているんですね。セルフケアは自分の身体と向き合う良い機会ですよね、
コンディションを確認するためにすごく重要。ところで食事についてはいかがですか?しっかりと管理するんですか。
-上野選手-
う~ん、そこまで、、、(笑)
ロードの選手のようにレースに合わせてぎゅーって絞ったりすることがないので、そこまで気にしていないですね。
私は年間通して体重はほぼ変わらないです。
大会に合わせて減量することもないですね。
普段から体重を管理して、体重が落ちてきたら頑張って食べようって意識する程度です。
食事内容も、なるべくたんぱく質を摂ろう、野菜を食べよう、脂質は抑えようっていう感じです。
冨尾(※富尾大地選手:昨年からCiel Bleu鹿屋に所属する、ロード種目に取り組む選手)は結構食事のことを意識していますね、登りが得意な選手なので軽い方が有利ですしね。
ロードの選手の方が食事に気を遣う選手が多い印象です。
―そうなんですね、たしかにトラック種目は筋力がパフォーマンスに大きく直結するので、
食事をするにしても、減量ではなく筋肉量の増加に主眼を置くんですね。
トラックとロードの選手で食事に対する意識の違いがあるのは新しい発見です、なるほど~。
さて、次はウェアについてお話をお聞かせください。まず始めに、ウェアに対するこだわりや求めるものってありますか?―
-原田選手-
フィット感の良さと、最新の素材を使っていることを求めますね。
フィット感については、着た瞬間にやる気にさせてくれる感じ、ピタッとフィットしてウェアがバタつかず、
ウェアの余りが無いのがベストです。
フィットすればフィットしているに越したことはないですね、
ウェアのバタつきは空気抵抗になってタイムに直結しますから。
―トラック種目はウェアの性能がタイムに直結しますもんね。トラックの選手はウェアに対するこだわりが強い印象です。
さて、Ciel Bleu鹿屋にはElite スピードスーツを供給しています。着た時の印象はいかがですか?―
-上野選手-
全体的に伸縮性のある素材を使用しているので、フィット感はあるけど苦しくないのが良いですね、
着心地の良さが気に入っています。
あと、レースの時ってウォームアップをして汗をかいてから袖を通すのですが、
腕周りがメッシュ系の素材なので、着やすいんですよね。
―Eliteスピードスーツの一番の特徴はリアジッパー仕様である点です。―
-上野選手-
フロントジッパーだと前身頃がよれちゃうんですよね。
前傾姿勢をとると前身頃が緩んでジッパーが波打って凸凹ができてしまう。
でもリアジッパーだと、背中からウェアを引っ張るかたちになるのでしっかりフィットしてくれます。
―下腿のパネル形状が特徴的なのもEliteスピードスーツの特徴です。―
-原田選手-
乗車姿勢をとったとき、股関節回りがしっかりフィットしてくれて動かしやすい。
着た瞬間に、あっいいなってわかりますよ。
あと裾部分のカーボングリッパーのフィット感も個人的に好きです。
カチッとフィットする感じで。
―原田選手はApexサマースキンスーツも使っていますよね、こちらについては印象いかがですか―
-原田選手-
そもそも、スーツって着心地が良いですよね、ウェア全面でフィットしてくれる感じで。
Apexサマースキンスーツは、普段の練習からトラックのローカルレースなどで使っています。
暑い屋外競技場での練習では重宝しますよね。
メッシュ素材を多用しているので、フィットしているんだけど、締め付け感が少ないところが印象的です。
下腿のパネルがEliteスピードスーツと同じ作りなので、股関節回りが動かしやすい点も良いですね。
―なるほど、練習からレースまで使える夏場の万能ウェアといったところでしょうか。
因みに8月中、ApexサマースキンスーツとPerformanceスキンスーツを3着からオーダーできる
キャンペーンを実施しているんです。皆さんにもChampion Systemのスーツを是非使ってもらいたいです。
さてそれでは最後に一言お願いします、原田選手にとってスーツとは?―
-原田選手-
勝負服です。プロ選手なのでビジネスウェアでもありますね。
―上野選手もよろしくお願いします―
-上野選手-
気持ちにスイッチを入れるウェアですかね。普段はジャージとビブショーツで練習しているんですが、レースはもちろん、
トラックのキツイ練習の時に使っています。
やる気を奮い立たせてくれるウェアですね。
―勝負服、そして気持ちにスイッチを入れるウェア、整いましたね(笑)最後は無茶振りになってしまいましてすみません。
本日は貴重なお話ありがとうございます!―
本日紹介したウェア
Eliteスピードスーツ
Apex サマースキンスーツ
Ciel Bleu鹿屋公式HP→http://cielbleu-kanoya.com/
Champion Systemでは、原田選手も愛用するApexサマースキンスーツと、
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